講演概要
インテリジェントエッジ、IoT、AIなど、進化を続ける組込みシステムにおいてLinuxの採用が加速しています。それに伴い、組込みLinux開発者も増加しています。一方、長年組込みシステムに採用されてきたリアルタイムOS(RTOS)に触れたことがない組込みシステム開発者も増えてきており、組込みLinuxとリアルタイムOSの違いについて知りたいというニーズも増えてきました。
そこでRTOSを使ったことがないLinux開発者にも分かりやすくRTOSについてご紹介するオンライン講座を開催いたします。本ウェビナーでは、RTOS初心者の方や、改めて情報を整理したい方にも実践的な技術情報をご紹介いたします。
第1回は「リアルタイムOSとは」。前半はリアルタイムアーキテクチャや、RTOSの特徴、RTOS機能を解説するほか、後半では無償の「VxWorks SDK (Software Development Kit)」をダウンロードし、Raspberry Pi 4 Model B 上でリアルタイムOSを動かしていきます。どうかご覧いただき、実際にRTOSに触れて、RTOSの理解にお役立てください。
本講座については、関連資料リンクからVxWorks SDKおよびREAD MEをダウンロードしてご利用ください。
第二回以降も準備ができ次第UP予定ですのでぜひご期待ください。
【受講費:無料】
キーワード
#リアルタイムOS #RTOS #組込みLinux #IoT #エッジAI #VxWorks #Windriver #aps_seminar
講演時間
時間 | セミナー内容 |
---|---|
34分 | Linux開発者のためのリアルタイムOS – 入門編 |
目次
- リアルタイム・アーキテクチャ
- ハード vs. ソフト
- OSの種類 – RTOSと汎用OSの違い
- リアルタイム・オペレーティングシステム
- RTOSの特徴 – リアルタイムOSは何故必要か?
- RTOSの機能
- 優先度ベースのスケジューリング
- タスク間通信とタスク間同期
- 割り込みハンドラとタスク間の通信、同期
- 排他制御
- 多重割り込み
- ディターミニズム(決定論性)
- スモールフットプリント
- 無償のVxWorks SDKを使って、リアルタイムOSを動かしてみよう
- VxWorks SDKのインストール
- VxWorks SDK for Raspberry Pi 4Bのインストール
- HDMI ディスプレイを使って起動する方法
- Raspberry Pi 4B VxWorksの開発環境
- サンプルアプリケーションのビルド
- Raspberry Pi 4でVxWorksをブート
- Networkマウントでホストのファイルにアクセス
- VxWorks シェル入門
- VxWorks シェルインタープリターモード
- VxWorks シェルコマンドモード
- <必要な機材>
- Raspberry Pi 4 Model B+ メモリ 4GB
- FTDI搭載のRaspberry Pi用の USB ー TTLシリアルコンソールのUSB変換COMケーブルモジュール
こんな人にオススメ
- リアルタイムOS(RTOS)に触れたことがない組込みシステム開発者
- 組込みLinuxとリアルタイムOSの違いについて知りたい方
- RTOS初心者の方や、改めて情報を整理したい方
視聴申込
ウインドリバー社のサイトにて視聴申込を受付けております。ぜひ御覧ください。
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