Arm Cortex-M3採用で日本発、世界標準のマイコンを目指す。
富士通セミコンダクターは、マイコン事業でおよそ40年の豊富な経験と実績を有するリーディングカンパニーである。同社が初めて標準コア Cortex-M3を採用したマイコンがFM3ファミリである。Cortex-M3コアを内蔵する汎用32ビット・マイコン「FM3ファミリ」で、マイコンの世界標準を目指す。
富士通セミコンダクターは、マイコン事業でおよそ40年の豊富な経験と実績を有するリーディングカンパニーである。同社が初めて標準コア Cortex-M3を採用したマイコンがFM3ファミリである。Cortex-M3コアを内蔵する汎用32ビット・マイコン「FM3ファミリ」で、マイコンの世界標準を目指す。
イーフォース株式会社は、μITRON OSである「μC3/Compact」や「μC3/Standard」、ネットワーク・プロトコル・スタックの「μNet3/Compact」や「μNet3/Standard」を開発・提供している。いずれもArmアーキテクチャに対応したものだ。
NXPセミコンダクターズは、2006年にフィリップスから独立した半導体メーカーである。米ワシントンポストに「2011年を牽引する企業5社」の1社としてとりあげられるなど注目を集めている。アナログとデジタルを最適に組み合わせたハイパフォーマンス・ミックスドシグナル(HPMS)製品を事業のコアとして打ち立てている同社が注力する製品の一つが、Armコア搭載のマイコンである。
Cortex-M3に新しく取り組もうとするユーザーから日本語の解説本が待望されていた。2010年12月に、まさにその一冊となる「STM32マイコン徹底入門」(CQ出版社)が出版された。本が生まれた経緯やSTM32マイコンの特徴などを、弁護士が本業という著者の川内康雄氏をお招きして座談会形式でご紹介しよう。
1993年、世界初の製品として電動アシスト自転車であるPASを開発したヤマハ発動機株式会社は、2011年の新製品から東芝セミコンダクター社のArmマイコン「TMPM370グループ」を採用した。ここでは、PASの魅力、TMPM370グループ採用によるメリットなどを聞いた。
パソコンの歴史を作ってきたマイクロソフトは、2011年に日本法人の設立25周年を迎えた。IT分野だけでなく組み込み分野や携帯分野を含めた幅広い領域での取り組みを強化し、さらなる飛躍を遂げようとしている。組み込み向けソリューションおよびArmプロセッサへの取り組みについて、同社でエンベデッド事業を担当する松岡正人氏に聞いた。
シャープはAndroidを搭載したスマートフォンを各キャリアに提供するなど、事業のさらなる拡大に向けて取り組みを強化している。端末の機能が高度化するなかで、NTTドコモ向け端末の開発を支えてきたのが、組み込みマイコン向けの開発ソリューションを展開する横河ディジタルコンピュータのツール群だ。
組み込みマイコン用のC/C++コンパイラ・デバッガ「IAR Embedded Workbench」で世界的に定評のあるIARシステムズはパートナー事業の強化を推進中である。量産製品にも使えるボードやモジュールに「IAR Embedded Workbench」を組み合わせることで、顧客の開発期間の短縮や開発コスト削減を支援したい考えだ。
年間1億個近いASICを世界に出荷する大手ファブレスASICプロバイダであるファラデー・テクノロジー社(以下、ファラデー)は、ASICなどのカスタム・チップのプロセッサコアとしてArmアーキテクチャーコアを採用している。Arm v4およびArm v5TE インストラクション・セットのライセンシであり、数多くの製品への搭載実績がある。