Androidの機器開発も確実にサポート。ソフトの見える化を実現したYDCの開発ツール。
シャープはAndroidを搭載したスマートフォンを各キャリアに提供するなど、事業のさらなる拡大に向けて取り組みを強化している。端末の機能が高度化するなかで、NTTドコモ向け端末の開発を支えてきたのが、組み込みマイコン向けの開発ソリューションを展開する横河ディジタルコンピュータのツール群だ。
シャープはAndroidを搭載したスマートフォンを各キャリアに提供するなど、事業のさらなる拡大に向けて取り組みを強化している。端末の機能が高度化するなかで、NTTドコモ向け端末の開発を支えてきたのが、組み込みマイコン向けの開発ソリューションを展開する横河ディジタルコンピュータのツール群だ。
組み込みマイコン用のC/C++コンパイラ・デバッガ「IAR Embedded Workbench」で世界的に定評のあるIARシステムズはパートナー事業の強化を推進中である。量産製品にも使えるボードやモジュールに「IAR Embedded Workbench」を組み合わせることで、顧客の開発期間の短縮や開発コスト削減を支援したい考えだ。
年間1億個近いASICを世界に出荷する大手ファブレスASICプロバイダであるファラデー・テクノロジー社(以下、ファラデー)は、ASICなどのカスタム・チップのプロセッサコアとしてArmアーキテクチャーコアを採用している。Arm v4およびArm v5TE インストラクション・セットのライセンシであり、数多くの製品への搭載実績がある。
東芝セミコンダクター社は、長らくマイコンを開発・提供しており、多彩なIPを持つ。そのIPをArmマイコンに搭載することで、特色あるマイコンに仕上げている。ここでは、Cortex-M3プロセッサを採用しているTX03シリーズの中から、「TMPM370グループ」および「TMPM380グループ」を中心に同社の制御系マイコン戦略を聞いた。
マイクロソフト、フリースケール、ディジ インターナショナルの3社が一堂に介した。ここでは、マイクロソフトの組み込みシステムに向けた戦略を中心に、各社のArm関連のソリューションについて聞いた。
STマイクロエレクトロニクスは、ArmのCortex-Mコアを搭載した「STM32」をラインアップしている。そのSTM32の採用を予定しているのが日本遠隔制御(JR PROPO)である。ここでは、STマイクロエレクトロニクスにSTM32の概要を聞くとともに、日本遠隔制御にSTM32の採用理由やその効果などを聞いた。
アナログからデジタルまで幅広い製品ポートフォリオを持つテキサス・インスツルメンツが新たに展開するマイコンが、Cortex-M3コアを搭載した「Stellaris」(ステラリス)である。同社ならではの強力なサポートネットワークを武器にしながら、他社を上回る豊富な品種展開と積極的な製品開発によって、多様化するユーザーニーズに応える。
横河ディジタルコンピュータは自動車メーカーや一次サプライヤ(Tier-1)からも高く評価され、車載用マイコンの開発ツールベンダーとしてすでに揺るぎない地位を築いている。今回、東芝がCortexファミリを採用した車載用マイコンの戦略パートナーの1社としてYDCを選定。
ソフィアシステムズは、30年にわたって開発ツールを提供してきた実績がある老舗のメーカである。Armコアには、Arm7の時代から対応してきたので、すでに10年以上の実績を持つ。さらにソフィアシステムズでは、2009年から「KEIL」の日本代理店を担い、2010年5月からはArm社純正開発ツール「RVDS(RealView Development Suite)」に加え、2010年10月からはRVDSの後継となる「DS-5」の取り扱いの開始も予定している。