シリコンラボのUSB変換デバイス3種で、かんたんなデモを作ってみた
UART-USB変換
UART-USB変換デバイスであるCP210xシリーズは、評価ボードの形状も様々。すでに色々なArmマイコンの評価ボードにも搭載されており、USBを使用した仮想COMポートとして活躍しています。
UART-USBは、組み込みエンジニアにもお馴染みのデバイスであり、シリアル経由のファームウェアの書き込みなど、用途は多く、欠かせないデバイスの一つです。シリコンラボでは、このような便利なデバイスをCP2102N-EK、CP2102N-MINIEK、UARTが2ch扱えるCP2105-EKの3種類用意しています。
USB Type-C PD
MacBookや最新スマホでお馴染みのUSB Type-C。まだまだmicroUSBの座を奪うには時間がかかりそうですが、少しづつ対応製品は増えてきています。大電流を扱うことができるType-C PD。今から備えておけば、急な対応にも迷うことはありません。
USB-I2S変換
USB-I2S変換は、主にリモコンやAudioアクセサリとして注目されています。44.1KHz/48KHzで24bitまで対応しているので、一般的なAudio機器にも十分な対応ができます。DTMなどのUSBアクセサリなどに活用もできそうです。
このような製品は、ArmマイコンとUSBスタックを使用して作ることも可能です。しかし、目的や用途がはっきりしていれば、このような便利なデバイスを選択することで、開発期間の短縮を図ることができるのではないでしょうか?簡単なカスタマイズする方法も資料にありますので、是非一度、触ってみてください。
ざっくりいうと
- UART-USBで双方向シリアル通信をしてみた
- USB Type-C PDで充電してみた
- USB-I2Sを、スマホのオーディオアクセサリとして使ってみた
こちらも是非
“もっと見る” 実験室
組み込みアプリを止めるな!printfやブレークポイントも使わず内部状態をチェック!
産業機器、オーディオ製品、通信デバイスをはじめとする多くの組み込みアプリケーションは、わずかなタイミングの違いで動きが変化します。そのため、開発・検証のためにprintfなどを仕掛けることが難しく、開発効率が伸び悩むケースも増えています。そこで今回の実験室では、システムを止める事なく内部状態を取得できるデータ計測ツール「EVRICA」を紹介いたします。組み込みアプリケーションの開発や検証に欠かせない、新しい開発ツールです。
IoTエッジコンピューティングをSmartMeshで実践
今回の実験は、Moteに内蔵されている非力なマイコンを使って、振動計測ソリューションのFFTデータをSmartMeshで送信したIoTエッジコンピューティングを実践してみました。
非絶縁型中間バスコンバータ750Wで、48Vと12Vを自由自在
VicorのNBMシリーズの最新デバイスであるNBM2317シリーズは、23×17×7mmという超小型パッケージで最大750W出力、48V→12Vまたは、12V→48Vの双方向において98%のピーク効率を実現した非絶縁型中間バスコンバータ。今回の実験室は、実際に動かしつつ、その性能とメリットを解説している。その様子は、是非動画で見て欲しい。