エッジデバイスの動作検証に、動的テストツールDT+
概要
エッジデバイスの挙動解析にオススメの、複雑なシステムの動作検証や不具合解析に役立つ「動的テストツール」です。
解析対象である機器を実際に動かしてプログラムの実行をトレースし、リアルな実行経路・変数値・実行時間・波形・通信・映像などのデータを組み合わせて解析できます。
例えば、
・エッジデバイス上のセンサーがどんなデータをキャッチして
・センサーからのデータに対して、CPU上のソフトウェアがどんな処理を行ったのか
というような事を、実機から取得するトレースデータを基に解析します。
実挙動からの解析だから、実際に起きている事態が掴みやすく、動作検証や複雑な不具合の解析でも解決が早い。エッジデバイスをはじめとする組込み機器開発やアプリケーション開発において、「いつもの挙動解析」から「困ったときの切り札」まで、幅広く活用いただけます。
特徴
【実機から収集したトレースデータによる強力な動作解析機能】
次のようなデータを並べてグラフ表示させたり、それぞれを時間軸上で同期させつつバックトレースが可能
・プログラムの実行経路や変数遷移
・関数の実行時間や周期時間、ループ回数
・ハードからの出力波形
・通信ラインのデータ
・CPU負荷率やプロセス占有率
【CPUやOSに依存しない】
複数コア、複数CPU、実機のないシミュレーション環境にも適用可能。組込み開発、アプリケーション開発など、さまざまな開発環境で幅広く活用できる。
【30日間トレース情報を記録】
再現しにくい不具合の再現確認でもエージング試験でも、不具合発生の瞬間を逃さず記録。自動テスト使用時の詳細な挙動の記録にもおすすめ。
【不具合リスクの高い箇所を検出】
変更時の影響範囲や、複雑度の高いソースコードを自動抽出。リグレッションテストの効率化を実現。
ハートランド・データ株式会社
ハートランド・データ(株)は、日々の研究や開発に勤しむ全国のソフトウェア開発者の皆様を支援するべく、ソフトウェアの挙動を実機上からトレースして可視化する「動的テストツール DT+」を展開しています。また、本年6月には、“組込み開発向け”である「テスト自動化プラットフォーム AUTOmeal」をリリースしました。創業時からのビジネスである組込み機器の受託開発で培った40年分の知恵と経験を、各種ソフトウェア開発支援ツールへと蓄積し、組込みソフトウェア開発業界に還元しています。