マルチセル・バッテリ管理を、Arduino互換ボードとUART経由でやってみた
QuickEvalは、LTC6811に対してグラフィカルな環境を提供してくれましたが、実際に組み込みシステムや車載機器では、自動的に処理をしてもらいたいもの。今回の実験では、この操作をLinduino(Arduino互換のマイコンボード)を使って、UART経由でバッテリ管理をしてみます。
QuickEvalは、LTC6811に対してグラフィカルな環境を提供してくれましたが、実際に組み込みシステムや車載機器では、自動的に処理をしてもらいたいもの。今回の実験では、この操作をLinduino(Arduino互換のマイコンボード)を使って、UART経由でバッテリ管理をしてみます。
車載関連のアプリケーションを中心に、現在脚光を浴びているのがマルチセルバッテリの管理です。複数のセルバッテリを同時に使用するため、セルバッテリごとの個体差が、セルバッテリ寿命の要素に深く関わっており、「個体差」では片付けられないレベルになりつつあります。
水晶やピエゾを使った高精度な加速度センサーに匹敵する精度(ノイズ密度)を実現した新しいMEMSセンサーが登場した。アナログ回路や電源回路を単一パッケージに封止。加速度データをデジタル値として出力してくれる、まさに「ゲーム・チェンジング」なデバイスだ。
マイコン(Arduino)にsakura.ioの通信モジュールをつないで、ダイレクトにクラウド環境へデータをあげてみました。マイコンとBLIP2はSPI接続し、マイコンとsakuraの通信モジュールはI2Cで接続します。ハードウェア・リソースは限りがありますが、共存させながら通信することが実現できました。
マイコン(Arduino)とBLIP2をSPI接続して、BLIP2からのOccupancy情報(駐車場空き情報)を取得してマイコンのUARTに出力します。SPI接続するための準備と、ファームウェアの更新方法、マイコンのSPIマスタ側アプリ作成方法を解説します。
BLIP2に搭載されているBF707の最大の特徴は、BLOB情報(センサー値、いわゆる物体の矩形位置)を出力するところにあります。VGAサイズの画像データをわずか10数Bytesの小さなデータに凝縮したBLOB情報の中身を解説しています。
BLIP2には、CMOSセンサーが搭載されています。CMOSセンサーで動体検出をするために、BLIP2のパラメータをカスタマイズしてみましょう。パラメータの解説、保存方法から呼び出し、さらにCMOSセンサーのコンフィグレーション方法を動画で解説しています。
共振回路の性質を表す「Q値」について学びます。直列と並列のLC共振回路で構成されるインダクタとコンデンサを使って理想的なパーツと現実のパーツを理解し、動画で実際のQ値を確認していきましょう。
Blackfin+コアを搭載したBF707とセンサーによる、低電力かつインテリジェントなモーションセンシングプラットフォーム「ADZS-BF707-BLIP2」。今回はそんなBF707-BLIP2を使用して、IoT駐車場管理システム(車両検出)を構築します。