不可能だった不良検査を、外観検査用エッジAIシステムで解決。
組込み向けソフトウェアの受託開発を手掛けるDTSインサイトが、某検査機器メーカーに外観検査の実証実験用システムを納入した。既存の画像処理システムでは認識ができないケースを、エッジAIだけで解決。システム導入費を抑えながらも、高度な不良検出を実現している。
組込み向けソフトウェアの受託開発を手掛けるDTSインサイトが、某検査機器メーカーに外観検査の実証実験用システムを納入した。既存の画像処理システムでは認識ができないケースを、エッジAIだけで解決。システム導入費を抑えながらも、高度な不良検出を実現している。
産業機器、オーディオ製品、通信デバイスをはじめとする多くの組み込みアプリケーションは、わずかなタイミングの違いで動きが変化します。そのため、開発・検証のためにprintfなどを仕掛けることが難しく、開発効率が伸び悩むケースも増えています。そこで今回の実験室では、システムを止める事なく内部状態を取得できるデータ計測ツール「EVRICA」を紹介いたします。組み込みアプリケーションの開発や検証に欠かせない、新しい開発ツールです。
MUを使ってMPSoCの温度と電力を監視する 今回は、MPSoCのPMUを活用してみましょう。これまではMPSoCのArm Cortex-A53とArm Cortex-R5を活用してきましたが、今回はもう一つのプロセッサであるであるPMUを活用してみましょう。
今回は、Arm Cortex-A53上のLinuxとArm Cortex-R5上のFreeRTOSをデバッグしてみたいと思います。デバッガとしては、Armを使ったシステム開発にて根強い人気を誇る「adviceLUNA Ⅱ」を選択しています。
EVRICAは、モータの3相出力時の出力データ、printf出力では到底追いつかないデータや、デバッガで止めると確認できない変数など、プログラムを止められない環境下で最大の効果を発揮するデータモニタリングツールです。
DTSインサイト(旧:横河ディジタルコンピュータ)とSELTECHとの対談を通してIoTにおけるセキュリティの必要性などを探った。さらに2017年4月から合併によりDTSインサイトへ変わることから、今後の事業戦略や話題のArmv8アーキテクチャなどについて聞いた。
さまざまな分野でArmマイコンへの置き換えが進む中、横河ディジタルコンピュータ(以下、YDC)は、2012年4月からMDK-Armの取扱いを開始した。すでに2000年からArm正規代理店に認定され、コンパイラ、デバッグツールやトレーニングコースを提供してきている。
JTAG/ICEでおなじみの横河ディジタルコンピュータは、データベースに造詣の深いジービーエー社との協業を通じて、そうしたニーズに応える効率的な開発ツールを拡充した。次期端末の開発に取り組むパナソニック モバイルコミュニケーションズを交えてお話を伺った。
FPGAの二大ベンダーであるアルテラとザイリンクスはArm Cortex-A9デュアルコアを搭載したFPGAの新しい製品を2011年に相次いで発表した。組み込みプロセッサとして今や業界標準となっているCortex-A9デュアルコアにFPGAの自由度が組み合わさることで、これまでにない機能と性能を備えたカスタムSoCを構成できるとして、市場からも高い関心と期待が寄せられている。