ArmとCortex
Arm Cortexには、Cortex-AとCortex-RとCortex-Mがあります。AはApplication、RはReal time、MはMicrocontrollerの各々の頭文字からとりました。もうお気付きだと思いますが、並べるとArmになります。今回はCortex-Mについて詳しく述べるのが目的なので、Cortex-AとCortex-Rを深く掘り下げませんが、以下簡単に説明しておきます。
Arm Cortexには、Cortex-AとCortex-RとCortex-Mがあります。AはApplication、RはReal time、MはMicrocontrollerの各々の頭文字からとりました。もうお気付きだと思いますが、並べるとArmになります。今回はCortex-Mについて詳しく述べるのが目的なので、Cortex-AとCortex-Rを深く掘り下げませんが、以下簡単に説明しておきます。
かつてEEPROMやFlashメモリなどの不揮発性メモリデバイスで知られてきたAtmelは、最近では8/32ビットマイクロコントローラ製品を幅広く取り揃え、それらの売上高が全体の60%以上を占めるなど、業界で五指に入る組み込みCPUベンダーとしての地位を確立しつつある。
ノルウェーのEnergy Micro社が提供している「EFM32 Gecko マイクロコントローラ」は、Arm社Cortex-Mコアを採用することに加え、さまざまな創意工夫によって超低消費電力を実現しているマイコンである。
パナソニックのデジカメであるLUMIX(ルミックス)最新製品の交換式ズームレンズは、世界初の電動ズーム機能を搭載。交換レンズも多数ラインアップしている。この交換レンズに東芝のTX03シリーズが採用された。ここでは、LUMIXの魅力、TX03シリーズ採用によるメリットなどを聞いた。
ハードディスク用のスピンドルモーターや小型のDCブラシレスモーターの分野を中心に世界トップを目指すモノづくりを進めてきた日本電産。同社はCortex-M3プロセッサを搭載したSTマイクロエレクトロニクスの32bitマイコンSTM32」をモーター制御に採用した。
京セラミタ株式会社は、複合機、プリンター、ソフトウェアなどを製造・販売している事務機メーカである。今回の事例は、最新複合機であるTASKalfaに、東芝のArmマイコンTX03シリーズが採用された経緯をはじめ、タイマー数の多さやコード効率の高さ、良好な処理速度など、TX03シリーズがもたらしたメリットを聞いた。
富士通セミコンダクターは、マイコン事業でおよそ40年の豊富な経験と実績を有するリーディングカンパニーである。同社が初めて標準コア Cortex-M3を採用したマイコンがFM3ファミリである。Cortex-M3コアを内蔵する汎用32ビット・マイコン「FM3ファミリ」で、マイコンの世界標準を目指す。
NXPセミコンダクターズは、2006年にフィリップスから独立した半導体メーカーである。米ワシントンポストに「2011年を牽引する企業5社」の1社としてとりあげられるなど注目を集めている。アナログとデジタルを最適に組み合わせたハイパフォーマンス・ミックスドシグナル(HPMS)製品を事業のコアとして打ち立てている同社が注力する製品の一つが、Armコア搭載のマイコンである。
Cortex-M3に新しく取り組もうとするユーザーから日本語の解説本が待望されていた。2010年12月に、まさにその一冊となる「STM32マイコン徹底入門」(CQ出版社)が出版された。本が生まれた経緯やSTM32マイコンの特徴などを、弁護士が本業という著者の川内康雄氏をお招きして座談会形式でご紹介しよう。