待望久しかったCortex-M3マイコンの解説書がついに誕生。
Cortex-M3に新しく取り組もうとするユーザーから日本語の解説本が待望されていた。2010年12月に、まさにその一冊となる「STM32マイコン徹底入門」(CQ出版社)が出版された。本が生まれた経緯やSTM32マイコンの特徴などを、弁護士が本業という著者の川内康雄氏をお招きして座談会形式でご紹介しよう。
Cortex-M3に新しく取り組もうとするユーザーから日本語の解説本が待望されていた。2010年12月に、まさにその一冊となる「STM32マイコン徹底入門」(CQ出版社)が出版された。本が生まれた経緯やSTM32マイコンの特徴などを、弁護士が本業という著者の川内康雄氏をお招きして座談会形式でご紹介しよう。
1993年、世界初の製品として電動アシスト自転車であるPASを開発したヤマハ発動機株式会社は、2011年の新製品から東芝セミコンダクター社のArmマイコン「TMPM370グループ」を採用した。ここでは、PASの魅力、TMPM370グループ採用によるメリットなどを聞いた。
年間1億個近いASICを世界に出荷する大手ファブレスASICプロバイダであるファラデー・テクノロジー社(以下、ファラデー)は、ASICなどのカスタム・チップのプロセッサコアとしてArmアーキテクチャーコアを採用している。Arm v4およびArm v5TE インストラクション・セットのライセンシであり、数多くの製品への搭載実績がある。
東芝セミコンダクター社は、長らくマイコンを開発・提供しており、多彩なIPを持つ。そのIPをArmマイコンに搭載することで、特色あるマイコンに仕上げている。ここでは、Cortex-M3プロセッサを採用しているTX03シリーズの中から、「TMPM370グループ」および「TMPM380グループ」を中心に同社の制御系マイコン戦略を聞いた。
STマイクロエレクトロニクスは、ArmのCortex-Mコアを搭載した「STM32」をラインアップしている。そのSTM32の採用を予定しているのが日本遠隔制御(JR PROPO)である。ここでは、STマイクロエレクトロニクスにSTM32の概要を聞くとともに、日本遠隔制御にSTM32の採用理由やその効果などを聞いた。
アナログからデジタルまで幅広い製品ポートフォリオを持つテキサス・インスツルメンツが新たに展開するマイコンが、Cortex-M3コアを搭載した「Stellaris」(ステラリス)である。同社ならではの強力なサポートネットワークを武器にしながら、他社を上回る豊富な品種展開と積極的な製品開発によって、多様化するユーザーニーズに応える。