SPRESENSEの消費電力を可視化して解析
今回の初心者講座マルチコア編では、汎用コンピュータが採用している電力低減技術(電力削減技術)をはじめ、マルチコア・アーキテクチャのSPRESENSEが低消費電力を達成するために採用した技術、実際にデバイスが動作している最中の電力解析やその結果について詳解いたします。
今回の初心者講座マルチコア編では、汎用コンピュータが採用している電力低減技術(電力削減技術)をはじめ、マルチコア・アーキテクチャのSPRESENSEが低消費電力を達成するために採用した技術、実際にデバイスが動作している最中の電力解析やその結果について詳解いたします。
安価なJTAG-ICEデバッガと、無償の開発環境を接続して、コア間をシームレスにでデバッグする様子や方法を動画にて紹介いたします。特別な開発作業なく簡単に使い始めることができるため、はじめてのマルチコアプログラミングに挑戦される方も、是非お手元でお試しください。
業界標準CPU「Arm Cortex」の歴史、特徴、ロードマップ、応用例なども含め、マイコンを徹底的に学習。続けてアナログ信号のデジタル化、精度の向上化を学習します。最後にマイコンを使って、アナログデータを高精度のデジタルデータに変換、さらに通信機能を使い、そのデータを他のシステムに伝送してみます。
深層学習による機械設備の異常検知を研究している岐阜大学の速水・田村研究室。モノづくりの現場から採取した大量のデータを、GPUやクラウドといった高性能な演算リソースを活用して日々解析をしている。彼らがエッジデバイスとして着目したのは、ソニーのIoT向けボードコンピュータ「SPRESENSE™」だ。本記事では、研究室が取り組んでいる高度な研究概要をはじめ、速水教授が特に注力する次世代の技術者の育成方法、さらには、そんな彼らを唸らせたSpresenseの魅力に迫ってみた。
100社あれば100通りのカスタマイズ要求が生まれるIoTビジネスの時代をリードするため、技術のソニーが掲げた戦略は、オープンコミュニティの最大活用。これまでに培った技術力を集約し、人工衛星などの極地環境にも対応できるIoT向けボードコンピュータ「SPRESENSE™」をリリース。ソフト/ハード/開発環境のすべてを備えたオープンプラットフォームでコミュニティを構築し、世界中の技術者を魅了し製品を昇華させる。これまでにない、まったく新しい形でIoTを成功へと導く、ソニーの掲げた新戦略に迫る。
ランニングを楽しむ人が増える中、AIをまとったユニークなランニング・シューズが登場した。スタートアップのno new folk studio(以下、nnf)がSTマイクロエレクトロニクス(以下、ST)のSTM32マイコンを使って開発した「ORPHE TRACK」である。ソールに組み込んだセンサのデータをマイコン上の組込みAIで解析し、ランニングフォームのクセなどをスマートフォンアプリで教えてくれる。両社に開発の経緯や組込みAIのメリットなどについて訊いた。
産業機器、オーディオ製品、通信デバイスをはじめとする多くの組み込みアプリケーションは、わずかなタイミングの違いで動きが変化します。そのため、開発・検証のためにprintfなどを仕掛けることが難しく、開発効率が伸び悩むケースも増えています。そこで今回の実験室では、システムを止める事なく内部状態を取得できるデータ計測ツール「EVRICA」を紹介いたします。組み込みアプリケーションの開発や検証に欠かせない、新しい開発ツールです。
1300億個以上*のチップ、1000社を超えるパートナー、世界人口の70%を超えるユーザーがArm®のテクノロジを活用している。もちろん、新製品の発表も留まることを知らず、2018年も、ハイエンド向けのCPUであるArm Cortex®-A76や、組み込み向けのセキュアなCPUであるArm Cortex-M35Pをリリース。Armは、今すべてのエンジニアが注目する巨大企業だ。こうした圧倒的なシェアと技術力を誇るArmが、人工知能(AI)や機械学習(ML)という市場の変革に対して、何を考え、どのような活動をしているのか。Armの考える未来のカタチに迫ってみた。
2018年7月にソニーが発売したシングルボードコンピュータ(SBC)「SPRESENSE™」。ソニー製のスマートセンシングプロセッサCXD5602を中心に据えた本製品は、マルチコア構成のArm® Cortex®-M4Fによる高い演算性能と、緻密な回路設計による圧倒的な超低消費電力を特長とする。