教えて!本田先生。Arm SoCをどう使うか?そのヒントを探る。
アルテラSoCは、ハード設計者だけのものではなく、ソフト設計者の新しい発想や設計自由度を高める新しいコンセプトを持ったデバイスと言える。今号ではソフト設計者の意見として、同研究室の本田晋也准教授と生徒たちにユーザーとしての率直な意見を聞いてみた。
アルテラSoCは、ハード設計者だけのものではなく、ソフト設計者の新しい発想や設計自由度を高める新しいコンセプトを持ったデバイスと言える。今号ではソフト設計者の意見として、同研究室の本田晋也准教授と生徒たちにユーザーとしての率直な意見を聞いてみた。
Nuvoton Technologyは、2000年からArmパートナーとなり、Armコアを搭載した各種マイコンを開発・提供してきた。今号では、日本国内でも本格的な拡販を開始したArm9コア搭載メディアプロセッサ(N329ファミリ)を紹介する。
当初はArmプロセッサではない他のプロセッサを使用して組み込みシステムの開発をしていましたが、2002年頃に、Armプロセッサを初めて知りました。評価キットに搭載されているArm7TDMIにてプログラミングを始めた時です。Armプロセッサで驚いたのはアーキテクチャの違いでした。
富士通セミコンダクターは、「ポストASIC」とも言えるカスタムLSIの新たな事業モデルを構築し、サービスの提供を開始した。同社が仕様を決め、設計・製造する汎用プロセッサ「プラットフォームSoC」を主軸にすえ、このチップとユーザー・ロジックを組み合わせて顧客仕様のカスタムLSIを開発する。
ルネサスエレクトロニクス(以下、ルネサス)は、2013年6月、ArmのCortex-A9コアを搭載したマイクロコンピュータ「RZファミリ」の第一弾となる「RZ/A1グループ」の「RZ/A1H」「RZ/A1M」「RZ/A1L」計15品種を製品化した。
「アルテラSoC」のサポートを表明しているOSベンダーのうち、ワールドワイドで活躍するウインドリバー社と、ITRONやT-Kernelに長けているイーソル社からそれぞれゲストをお招きし、組み込みOS市場の動向や「アルテラSoC」の可能性について語ってもらった。
「アルテラSoC」のサンプルがいよいよ顧客の手に渡る段階に入ってきた。なかでも話題となっているのが、アルテラ正規販売代理店であるアルティマが開発した評価ボード「Helio」である。25,800円という破格のプライスを実現し、「一桁間違っているのではないか?」という声もあるほどだ。
長年にわたってFPGA業界をリードしてきたアルテラは、デュアルコアのArm Cortex-A9 MPCoreプロセッサとFPGAとをワンチップに統合した「アルテラSoC」の開発を進めてきた。当初のスケジュールどおり2012年12月にサンプルチップを公開し、開発が順調に進んでいることを窺わせている。
Arm7TDMIベースの「SAM7」ファミリ、Arm Cortex-M3ベースの「SAM3」ファミリ、およびArm926EJベースの「SAM9」ファミリで構成されるラインアップに、ローパワーを追求したArm Cortex-M4ベースの「SAM4」ファミリと、ハイパフォーマンスをローパワーで実現したArm Cortex-A5ベースの「SAMA5」ファミリを新たに追加した。