動体検知システムを、カメラ入力可能なSoCとRTOSで簡単に実現
2つの画像の差分を検出する「動体検知」をRTOSで実装するために、京都マイコンのSOLID Starter Kit for AG903を使って、IoT駐車場管理システム第2弾のデモアプリを作ってみました。
2つの画像の差分を検出する「動体検知」をRTOSで実装するために、京都マイコンのSOLID Starter Kit for AG903を使って、IoT駐車場管理システム第2弾のデモアプリを作ってみました。
人物検知などの監視機能を備えたインテリジェントカメラを手掛けるレグラスは、画像処理のプラットフォームとして、FPGAファブリックとArmプロセッサコアを統合したザイリンクスのZynq®-7000 SoCおよびZynq UltraScale+™ MPSoCを採用した。
RISC-Vの命令セットの特徴について聞かれるとき、まず真っ先に「シンプルである」と答えると思います。実際、x86やArmなどのアーキテクチャに比べて命令セットは綺麗にまとめられており、あまり使うことのない無駄な命令も定義されていません。
Arm Cortex-A9搭載の東芝TZ2100を使用した音声HMIソリューションを実験しています。音声認識と音声合成をDRAMレスにも関わらず2層基板なので、現状のシステムにAdd-onするだけで音声システムを組み込むことができます。
初心者講座「CARTOS編」で連載した組み込みアプリ開発を実践しました。作ったアプリケーションは、簡易データーロガーです。GPIO2本使用して、ロガーの開始とロガーの停止の操作をします。ロガーデータは、RZ/A1Hで内蔵しているADCを使用しています。
皆さんは「RISC-V」という名前を聞いたことがあるでしょうか。コンピュータアーキテクチャ、プロセッサなどに興味を持っている方ならば、その名前を少しくらいは聞いたことがあると思います。RISC-Vは「リスク-ファイブ」と呼び、最近急速に注目を浴びているコンピュータの命令セットアーキテクチャです。
組み込みシステムにおけるローダーとは、電源が入り、RESET信号が解除されて動き出す最初のプログラムです。ローダーの役割は、プログラムをメモリ上に読み込むためにメモリコントローラの初期化を行い、プログラムが保存されているフラッシュメモリからSRAMやDRAMなどのメモリに展開して実行するまでの動作を行います。
組み込みアプリ開発において、リアルタイムOS(RTOS)を使うメリットをこれまでに十分説明してきました。今回は、いよいよタスクの実装です。組み込みアプリを構築する上で、最も重要な部分です。使用する「SOLID-OS」は、Toppers/ASP3をベースにしたμITRON準拠のRTOSです。
組み込みシステムのアプリケーションを作っている場合、CPUの機能だけを使うことはほぼないと言っていいでしょう。通常、ハードウェアの操作を行うために用意するソフトウェアを「デバイスドライバ」と呼んでおり、パソコンなどでも頻繁に利用されています。