CPUまでの1インチを解消。AI時代の高効率48V電源ソリューション
AI処理を実行するサーバ、5G向けテレコム機器、マイルドハイブリッド車などが48V電源の普及を後押しする。10年以上にわたり48V化を推進してきたVicor社に、48V化の動向、同社のFactorized Power技術、および配電損失の削減とコスト削減に寄与する最新のPoP技術について、話を聞いた。
AI処理を実行するサーバ、5G向けテレコム機器、マイルドハイブリッド車などが48V電源の普及を後押しする。10年以上にわたり48V化を推進してきたVicor社に、48V化の動向、同社のFactorized Power技術、および配電損失の削減とコスト削減に寄与する最新のPoP技術について、話を聞いた。
第2回では、Linduinoを用いてUARTでLTC6811のバッテリー制御を行いました。今回は、同じアプリケーションをMbed™上でビルドして、アナログ・デバイセズの超低消費電力マイコンで同じようにUARTで動かしてみます。
QuickEvalは、LTC6811に対してグラフィカルな環境を提供してくれましたが、実際に組み込みシステムや車載機器では、自動的に処理をしてもらいたいもの。今回の実験では、この操作をLinduino(Arduino互換のマイコンボード)を使って、UART経由でバッテリ管理をしてみます。
レギュレーターには「リニア方式」と「スイッチング方式」がある。どちらにも、メリットがあるが、大電力で高効率を求められる今、「スイッチング方式」の電源(以下、スイッチング電源)一択である。「リニア方式」は、回路は簡単だがロスが大き過ぎてしまう。しかも、そのロスは、熱となって放熱する以外に対処不可能なのだ。しかし、スイッチング電源もメリットばかりではない。スイッチング電源の性能に最も求められていることは、「高効率化」と「小型化」だ。
車載関連のアプリケーションを中心に、現在脚光を浴びているのがマルチセルバッテリの管理です。複数のセルバッテリを同時に使用するため、セルバッテリごとの個体差が、セルバッテリ寿命の要素に深く関わっており、「個体差」では片付けられないレベルになりつつあります。
STマイクロ製のArm Cortex-M4マイコン(STM32F303)で、田淵電機はパワコンのDC/DCコンバータ部を構成した。ここではSTM32F303を採用した理由を開発を担当した仲石氏に、STM32F3シリーズの概要をSTマイクロの菅井氏とパオロ氏に訊いた。
シリコンラボラトリーズ(以下、シリコンラボ)は、超低消費電力マイコンに加え、ZigBeeやBluetoothソリューションを持ったメーカーを戦略的に買収することによって、IoT分野における多様な製品ラインアップを持つようになった。ここでは、シリコンラボのIoTに向けた製品戦略を聞いた。